無線電力センサ(終了品)
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受注終了
終了時期
2023年09月29日
代替商品のご案内や終了商品の詳細につきましては、下記をご覧ください。
受注終了情報

無線電力センサの親機はENR1無線環境ユニット、中継機はENR1無線環境ユニットもしくは、電力センサです。
システム構成
システム構成例
※無線環境ユニット親機1台に対して、子機、無線環境センサ、電力センサを合わせて100台接続可能です。(低速移動は除く)
※各無線環境ユニット親機/子機または電力センサに対して、最大15台の子機または電力センサと、最大10台の無線環境センサの接続が可能。(初期値設定の場合。設定ソフトにより、接続台数の割付を変更可能です。詳細はマニュアルをご参照ください。)
仕様
本体仕様
項目 | 仕様 | |
---|---|---|
定格電圧 | 100~240V AC [R-N(S)間] | |
許容電圧範囲 | 85~264V AC(定格操作電圧の85~110%) | |
突入電流 | 30A以下(100V AC 常温にて) | |
周波数 | 50/60Hz | |
消費電力 | 4VA以下(100V AC 常温にて 通信なし) | |
許容瞬時停電時間 | 10ms | |
精度保証温度範囲 | -10~+40℃ | |
使用周囲温度 | -10~+50℃ | |
保存周囲温度 | -25~+70℃ | |
使用周囲湿度 | 30~85%RH(常温にて、結露しないこと) | |
耐電圧(初期値) | 絶縁されている部分間 : 1,500V/1分、検知電流10mA以下 | ●外殻⇔電源端子一括 |
絶縁抵抗(初期値) | 絶縁されている部分間 : 100MΩ以上(500V DC メガにて) | |
耐久振動 | 10~55Hz(周期1分間) 複振幅 : 0.75mm(上下、左右、前後各方向 : 1時間) | |
耐久衝撃 | 最大加速度 : 294m/s2(設置方向/直角方向 各方向2回) | |
表示方式 | LEDによるステータス表示 | |
停電記憶方式 (電源OFF時) | EEP-ROM(書き換え回数100万回以上) 記憶内容 : 積算計測値、無線設定内容 | |
本体質量 | 本体 : 約300g(アンテナ、専用CTケーブル除く) |
入力仕様
項目 | 仕様 | |
---|---|---|
相および線式 | 単相2線式、単相3線式、三相3線式 | |
計測回路数 | 1回路 | |
入力計測電圧 | 定格 | 単相2線式 : 100~240V AC(線間電圧) 単相3線式 : 100~120V AC(相電圧) 三相3線式 : 200~240V AC(線間電圧) |
許容計測 電圧範囲 | 定格計測電圧の85~110%まで 単相2線式 : 85~264V AC(線間電圧) 単相3線式 : 85~132V AC(相電圧) 三相3線式 : 170~264V AC(線間電圧) | |
入力計測電流 | 1次側定格 | 50A/100A/250A/400A(DIPスイッチにて切替) |
許容計測 電流範囲 | 定格計測電流の5~120%まで | |
特殊機能 | カットオフ電流 | 定格電流の0.5%(固定) |
精度 (CTの 誤差含まず) | 積算電力量、 瞬時電力 | ±(2.0% F.S.+1デジット)以内 (+20℃にて、定格入力、定格周波数、力率1) *精度保証範囲 : 各CTの定格電流の10~100% |
電流 | ±(1.0% F.S.+1デジット)以内 (+20℃にて、定格入力、定格周波数、力率1) *精度保証範囲 : 各CTの定格電流の10~100% | |
電圧 | ±(1.0% F.S.+1デジット)以内 (+20℃にて、定格入力、定格周波数、力率1) | |
温度特性 | ±(1.0% F.S.+1デジット)以内 (-10~+50℃の範囲、定格入力、力率1) | |
周波数特性 | ±(1.0% F.S.+1デジット)以内 (定格周波数基準で周波数±5%変化、定格入力、力率1) | |
電力演算周期 (データ更新周期) | 100ms |
(注):各種専用電流センサ(CT)は同梱されていません。1次側電流5Aの計測はできません。
無線仕様
項目 | 仕様 |
---|---|
無線規格 | IEEE802.15.4g準拠、ARIB STD-T108準拠 |
通信距離 | 約1,000m(見通しの良い直線距離にて) |
電波出力 | 最大20mW |
使用周波数 | 922.3~928.1MHz |
グループ数(注1)(注2) | 15グループ(1~F(h)) |
局番(注1)(注3)(注4) | 01~99(01~63(h))(MEWTCOL)、 01~247(01~F7(h))(MODBUS(RTU)) |
チャネル数(注1)(注2)(注5) | 14チャネル(0~D(h)) (同一通信エリア内チャネル設定数は推奨5チャネル) |
対応規格/使用可能国 | 日本国電波法/日本国内のみ |
プロトコル | MEWTOCOL/MODBUS(RTU) |
詳細設定(注6) | ネットワーク名、暗号鍵、プレフィックス、監視単位時間、 送信出力設定、ネットワーク規模調整 |
(注1):グループ数、局番、チャネル数はロータリーSWにて設定します。
(注2):電力センサでは上位3桁は「000」固定です。下位1桁を1からFまでを本体のスイッチで設定します。ENR1無線環境ユニットでは上位3桁は「000」に固定して0001から000Fまでを選択してください。
(注3):電力センサでは上位2桁は「00」固定です。下位2桁を01からF7までを本体のスイッチで設定します。ENR1無線環境ユニットでは上位2桁は「00」に固定して0001から00F7までを選択してください。
(注4):局番数は、親機で設定した通信プロトコルに依存します。
(注5):同一通信エリア内で連続送信を行なう場合、相互変調干渉のため混信が発生する恐れがあります。その現象を避けるための推奨チャネル数です。
(注6):ENR1無線環境ユニットの設定にてネットワーク名、暗号鍵、プレフィックスは工場出荷時状態にてご使用下さい。
アンテナ仕様
品名 | 専用ルーフトップアンテナ |
---|---|
設置環境 | 屋内、屋外 |
ケーブル長 | 2m |
コネクタ | SMA-P |
使用温度範囲 | −20℃~+65℃ |
防水性 | 防水形IP65 |
寸法 | 高さ 120mm(基本部を含む) |
利得 | +2.0dBi以下 |
寸法図
単位mm
UENRSP101 電力センサ
使用上のご注意
設置環境について
- 下記のような場所での使用は避けてください。
- 引火性ガス、腐食性ガスの発生する場所
- 塵埃、鉄粉の多い場所
- 水や塩水、油、薬品のかかる場所
- 振動、衝撃の激しい場所
- 日光のあたる場所
- 高圧線、高圧機器、動力線、動力機器あるいはアマチュア無線などの送信部のある機器
- または大きな開閉サージの発生する機器のある場所
- 有機溶剤(シンナー、ベンジン等)、強アルカリ(アンモニア、苛性ソーダ等)の付着する場所
- またはそれらの雰囲気の中、水中、水流がかかる場所
- 本体ケースは難燃性樹脂を使用していますが、燃えやすいものの側には設置しないでください。
また、燃えやすいものの上に直接置くことは避けてください。 - 高調波、または波形がひずんでいる場合は、正確に計測できないことがありますので、十分に実機にてご確認ください。
- 当社の商品は、当社専用オプション品の使用を前提にしております。
他社オプション品との組合せには互換性がありませんのでご注意ください。 - 2000m以上の高所では使用しないでください。
- インバータの2次側回路では使用しないでください。本体の発熱や故障の原因となります。
- 標準締付けトルクについて
電源端子台(M3.5) ・・・0.8~1.0N・m
ルーフトップアンテナ・・・トルクレンチ幅5/16 インチ、締め付けトルク0.56~0.90N・m
平面アンテナ・・・・トルクレンチ幅5/16 インチ、締め付けトルク0.56~0.90N・m
設置について
- ラジオ、テレビに近付けないでください。受信障害の原因となることがあります。
- 放送局や無線局が近くにあり、それらから発せられる電波が強い時には使用できないことがあります。
- 本製品は920Mz帯の電波を使用してデータ通信を行うものであるため、近くに同一周波数帯を利用する機器があると、混信のため通信できなくなる場合があります。
- 無線性能を良好にするために以下の項目についてご注意ください。
[スリーブアンテナ]
- アンテナは屋内やプラスチック等の電波を通す筐体内で使用してください。(非防水)
- 指向性がなく、折り曲げたり、回して自由にアンテナの方向を変えることができます。
- アンテナの曲げ角度の最大は90°です。電波状況に応じて、角度調整を行ってください。
また90°以上は無理に曲げないでください。破損の原因になります。 - アンテナは地面に対して垂直方向にしてください。
[ルーフトップアンテナ]
- できるだけ高いところに設置してください。
- アンテナは必ず接続し、設置方向は地面に対して垂直方向としてください。
- 本来のアンテナ性能を発揮させるために、底面の磁石により、14cm×6cm以上の鉄板の中央に取り付けてください。そのサイズの鉄板がご準備できない場合は、磁石取り付け用の鉄板をアース接地してください。(接地することで特性が改善します。)
もし、上記取り付けをしなかった場合、本来の性能から10dB程度電波強度が低下することがあります。(通信距離は1/3程度になります。) - ケーブルをケース貫通穴等に通す場合は、被覆に傷が付かないよう保護してください。
- アンテナケーブルのコネクタ部は許容曲げ半径3cmより小さく曲げないでください。
- 落雷が予想される場所に設置する場合は、アンテナは必ず落雷の恐れがない、別の筐体より低い位置に設置してください。
[平面アンテナ]
- 屋内や筐体内で使用する場合で、アンテナだけを離れた位置や高い位置に設置したい場合に使用します。また、設置する壁が金属の場合でも使用できます。(指向性あり、非防水)
- 取り付けは、上部の取り付け穴でねじ止め、またはアンテナ背面の両面テープで平らな面に貼り付けてください。
- 両面テープで固定する場合、貼り付け面の汚れや油等を除去してから貼ってください。
- ケーブルをケース貫通穴等に通す場合は、被覆に傷が付かないよう保護してください。
- アンテナケーブルは許容曲げ半径3cmより小さく曲げないでください。
[その他の注意事項]
- 異なるグループのアンテナは2m以上離して設置してください。
お互いが影響し合い、通信エラーが増加するおそれがあります。 - ノイズ発生の可能性のある場所や配線から離してください。
- 電波状況の良い位置に設置してください。
- 同一通信エリア内で複数チャネルをご使用される場合は、お互いが影響を受けないことをご確認ください。
- 本製品は、制御盤内に設置して使用することを前提に設計されています。
- 計測する電線にノイズが加わると正確に計測できないおそれがあります。
- 本製品の配線作業は電気工事・電気配線などの専門技術を有する人が行ってください。
CTの取り扱いについて
- 取り付け前に予め負荷電線の太さがCTの貫通穴径より小さいことを確認してください。
- 盤内のメイン渡りバー(ブスバー)など導体が露出している箇所にはCTを接続しないでください。
感電のおそれがあります。 - 本製品にCTの接続の際は、必ず先にCTを接続し、その後CTを負荷電線に配線してください。
順序を間違えますと感電のおそれやCTの故障の原因となります。 - CTには極性があります。CTに記載の方向(K→L)に合わせて、電源側(K)から負荷側(L)に向けて取り付けてください。方向を間違えると正しく測定できません。
- CTを閉じる際には、分割面にゴミや異物などがないことを確認してください。又、閉じた際には、フック部が確実に嵌合していることを確認してください。
- 電源端子台への配線とCT単体、CTケーブルは出来るだけ離して配線してください。
磁界やノイズの影響を受け、正しく計測出来ないおそれがあります。 - CT本体に衝撃的な力をかけないでください。コアが破損することがあります。
電力量の証明に関して
- 本製品は、省エネ目的の自主管理用の商品です。課金目的には使用できません。また、計量法に定める指定機関が行う検定に合格した特定計量器ではありませんので、電力量の証明には使用できません。
計測について
- 高調波、または波形がひずんでいる場合は、正確に測定できないおそれがありますので、 十分に実機にてご確認ください。
- 突入電流や溶接機械など、電流の流れが瞬間的な負荷では正確に測定できないおそれがあります。
- 次の負荷を測定する場合には、精度保証範囲を満足しないことがあります。
- ○電流値が定格の範囲外の負荷(極端に小さい、大きい)
- ○力率が低い負荷
- ○電流がゆがんでいる負荷
- ○強磁界がある負荷
- 力率演算は平衡負荷を前提とした方式です。不平衡負荷では力率の誤差が大きくなることがあります。
- 定格周波数以外でのご使用では、計測値のばらつきが大きくなります。
静電気について
- 本製品に触れる場合は、アースされた金属などに触れて静電気を放電させてください。
特に乾燥した場所では、過大な静電気が発生するおそれがあります。
清掃について
- 本製品の汚れは柔らかい布などで乾拭きしてください。
(シンナー類を使用した場合、変形・変色などのおそれがあります。)
電源について
- 安全・機器保護のため、電源端子部には電源スイッチ、ブレーカなどの保護回路を別途設けてください。
接続した保護回路は、容易に手が届く位置に配置し、それが機器の遮断装置であることを表示してください。 - 全ての配線が終了するまで電源および入力をONにしないでください。
電源を入れる前に
初めて電源を入れる時には、以下の点に注意して確認してください。
- 施工時の配線屑、特に導電物が付着していないか。
- 配線、入出力配線、電源電圧が間違っていないか。
- ねじ、端子ねじが確実に締め付けられているか。