基本情報

3接点内蔵で世界最薄クラス※
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制御カテゴリ:制御カテゴリ4まで対応可能
(制御カテゴリは、外部回路の構成と配線により異なります。) -
※2023年9月現在、当社調べ
特長
世界最薄クラス※のセーフティドアスイッチ登場!
3接点を内蔵
※2023年9月現在、当社調べ
全機種ケーブル引き出しタイプ
全機種ケーブルを標準装備。別途ケーブルを用意する必要がなく、また内部で配線されていますので、配線工数が半分で済みます。
アクチュエータ挿入口は2方向でどちらでも選択可能
扉の形状や用途に応じてアクチュエータを選定可能
あらゆる扉へ取り付け可能
スライド扉
開き扉
※上記のスライド扉および開き扉の取付例は、下図のアクチュエータ挿入口を使用した場合です。
種類・価格
セーフティドアスイッチ
アクチュエータは、ドアスイッチ本体には付属されていません。必ず別売のアクチュエータをご購入ください。
ドアモニタ接点 | ケーブル長 | 型式名 (注1) | 標準価格 <税別> |
---|---|---|---|
2NC | 1m | SG-A1-02-1 | 4,900円 |
5m | SG-A1-02-5※ | 6,100円 | |
2NC+1NO | 1m | SG-A1-12-1 | 5,100円 |
5m | SG-A1-12-5※ | 6,400円 | |
3NC | 1m | SG-A1-03-1 | 5,100円 |
5m | SG-A1-03-5※ | 6,400円 |
(注1):型式名から"-"を取って、頭に"U"を付けるとご注文品番となります。
※印の機種の納期については、お問い合わせください。
アクチュエータ
アクチュエータは、ドアスイッチ本体には付属されていません。必ず別売のアクチュエータをご購入ください。
品名 | 型式名 (注1) | 標準価格 <税別> |
---|---|---|
ストレートタイプ | SG-K11 | 720円 |
Lタイプ | SG-K12(注2) | 720円 |
Lタイプ(プレート付) | SG-K12A | 980円 |
水平/垂直可動 タイプ(注3) | SG-K13 | 1,700円 |
SG-K14 | 1,700円 |
(注1):型式名から"-"を取って、頭に"U"を付けるとご注文品番となります。
(注2):LタイプSG-K12のアクチュエータ引張強度は100Nであり、これ以上の荷重が加わると扉から脱落する恐れがあります。使用時の引張荷重が100Nを超えることが予想される場合は、Lタイプ(プレート付)SG-K12Aをご使用ください。
(注3):扉とセーフティスイッチの関係から必要な可動方向をご確認の上、選定ください。
SG-K11
SG-K12
SG-K12A
SG-K13
SG-K14
仕様
品名 | セーフティドアスイッチ | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
シリーズ名 | SG-A1シリーズ | ||||||
適用規格 | EN 60947-5-1 : 2017、GS-ET-15 : 2019 | ||||||
用途規格 | IEC 60204-1 / EN 60204-1、ISO 14119、EN ISO 14119、IEC 60947-5-1、UL 508、CSA C22.2 No.14 | ||||||
適合規制 | CEマーキング〔機械指令(2006/42/EC)、RoHS指令〕、UKCAマーキング〔機械規則(2008 No.1597)、RoHS規則〕 | ||||||
標 準 使 用 状 態 | 使用周囲温度 | -25~+70℃(但し、結露および氷結しないこと)、 保存時:-40~+80℃ | |||||
使用周囲湿度 | 45~85%RH | ||||||
汚損度 | 3(内部2) | ||||||
標高 | 2,000m以下 | ||||||
インパルス耐電圧(Uimp) | 4kV | ||||||
定格絶縁電圧(Ui) | 300V | ||||||
定格通電電流(Ith) | 2.5A | ||||||
定格使用電圧(Ue)/ 定格使用電流(Ie) | Ue | ||||||
30V | 125V | 250V | |||||
Ie | 交流 | 抵抗負荷(AC-12) | - | 2.5A | 1.5A | ||
誘導負荷(ACー15) | - | 1.5A | 0.75A | ||||
直流 | 抵抗負荷(DC-12) | 2.5A | 1.1A | 0.55A | |||
誘導負荷(DCー13) | 2.3A | 0.55A | 0.27A | ||||
感電保護クラス | Class II(IEC 61140)、2重絶縁 | ||||||
保護構造 | IP67(IEC 60529) | ||||||
耐衝撃 | 誤動作:300m/s2 耐 久:1,000m/s2 | ||||||
耐振動 | 誤動作:5~55Hz、 片振幅0.5mm 耐 久:30Hz、 片振幅1.5mm | ||||||
操作頻度 | 1,200回/時 | ||||||
アクチュエータ操作速度 | 0.05~1.0m/s | ||||||
B10D | 200万 (ISO 13849-1、JIS B 9705-1 付属書C 表C.1による) | ||||||
機械的耐久性 | 100万回以上(GS-ET-15) | ||||||
電気的耐久性 | 10万回以上:(AC-12 250V 1.5A、DC-12 250V 0.2A) 100万回以上:(AC/DC 24V 100mA) (操作頻度 1,200回/時) | ||||||
直接開路動作ストローク | 8mm以上 | ||||||
直接開路動作力 | 60N以上 | ||||||
接触抵抗 | 300mΩ以下(ケーブル長1m、初期値) 700mΩ以下(ケーブル長5m、初期値) | ||||||
短絡保護装置 | 250V 10A 速断形ヒューズをご使用ください。 | ||||||
条件付短絡電流 | 50A(250V) | ||||||
材質 | ケース:PA66 | ||||||
ケーブル | UL style 2464、No.20 AWG 6芯 | ||||||
本体質量 | SG-A1-□-1:約120g、SG-A1-□-5:約420g |
寸法図
単位mm
SG-A1□
セーフティドアスイッチ
(注1):2方向のアクチュエータ挿入口のうち、使用しない方の挿入口は、付属の角プラグでふさいでください。
ストレートタイプアクチュエータ(SG-K11)使用時
(注2):樹脂ストッパは、アクチュエータ位置決めのための部品であり、固定した後は外してください。
Lタイプアクチュエータ(SG-K12)使用時
水平/垂直可動タイプアクチュエータ(SG-K13/SG-K14)使用時
(注2):樹脂ストッパは、アクチュエータ位置決めのための部品であり、固定した後は外してください。
SG-K11
アクチュエータ
ストレートタイプ
(注1):樹脂ストッパは、アクチュエータ位置決めのための部品であり、固定した後は外してください。
SG-K12
アクチュエータ
Lタイプ
※ SG-K12アクチュエータの引張強度は100Nであり、これ以上の荷重が加わると扉から脱落する恐れがあります。
使用時の引張荷重が100Nを超えることが予想される場合は、プレート付のSG-K12Aアクチュエータをご使用ください。
(注1):樹脂ストッパは、アクチュエータ位置決めのための部品であり、固定した後は外してください。
アクチュエータ取付穴加工図(ストレートタイプ、Lタイプ)
SG-K13
アクチュエータ
水平/垂直可動タイプ
※ベース部の材質はPA66(66ナイロン)のガラス強化グレード、角度調整ねじの材質はSUS(ステンレス)です。
ねじロックなどをご使用の際は、材質との相性をご確認ください。
(注1):樹脂ストッパは、アクチュエータ位置決めのための部品であり、固定した後は外してください。
SG-K14
アクチュエータ
水平/垂直可動タイプ
※SG-K14は、SG-K13の先端金属部品の組込方向を180°反転させたものです。
(注1):樹脂ストッパは、アクチュエータ位置決めのための部品であり、固定した後は外してください。
水平/垂直可動タイプアクチュエータの可動方向変更について
裏面の結合部品(白い樹脂部品)の取り付け方向により、アクチュエータの可動方向(水平可動/垂直可動)が変更できます。
ご使用に応じて結合部品を取り付けてください。(下図参照)
なお、結合部品の紛失にはご注意ください。結合部品がないと正しく動作しなくなります。
アクチュエータ取付穴加工図(水平/垂直可動タイプ)
アクチュエータ取付基準
セーフティスイッチにアクチュエータを挿入したときの取付基準は、下図の ようにアクチュエータに取り付けた樹脂ストッパがセーフティスイッチ側面に軽くあたる位置です。
※ 樹脂ストッパは、アクチュエータ位置決めのための部品であり、固定した後は外してください。
使用上のご注意
- このWebサイトは製品を選定していただくためのガイドであり、ご使用にあたっては必ず製品に付属の取扱説明書をお読みください。
- 取り付け、取り外し、配線作業および保守・点検は必ず電源を切って行なってください。感電および火災の危険があります。
- セーフティスイッチと危険な動作をともなう負荷の間にリレーを介在させる場合は、危険度合に応じてセーフティリレーなどを使用してリレーの二重化を行なってください(リスク査定の結果、要求される安全カテゴリに応じた安全回路の構築)。通常のリレーの場合には接点の溶着により安全の確保が損なわれる場合があります。
- セーフティスイッチと危険な動作をともなう負荷の間にプログラマブルコントローラ(PLC)を介在させないでください。PLCの誤動作により安全の確保が損なわれる場合があります。
- 分解、改造ならびにセーフティスイッチの機能を故意に停止させるようなことは絶対に行なわないでください。故障や事故の原因となります。
- アクチュエータは扉開閉時に身体へ接触しない箇所へ取り付けてください。傷害のおそれがあります。
- マグネットロックタイプは、ソレノイドに電圧を印加し続けることでロックし、電圧を除去することによりロック解除する構造です。そのため、断線などの不具合でソレノイドへの電圧供給が中断すると、機械が完全に停止する前に防護扉のロックが解除され、作業者を危険にさらす可能性があります。従って、リスクアセスメントの結果、特に安全上ロックが必要のない用途(例えば、生産上の都合など)にのみ使用可能です。
- 本製品は、工業環境に使用する目的で開発/製造された製品です。
- 屋外で使用しないでください。
- 扉の種類に関わらず、セーフティスイッチを扉のストッパとして使用しないでください。扉の終端部には機械的な扉ストッパを設け、セーフティスイッチに過剰な力が掛からないようにしてください。
- ロックを解除する際に、アクチュエータに荷重がかかっていると、ロックがはずれない場合があります。
- 乱暴な扉の開閉などにより、セーフティスイッチに過剰な衝撃を与えないでください。セーフティスイッチに1,000m/s2以上の衝撃が加わると故障の原因となります。
- 異物・ホコリなどの多い場所でセーフティスイッチをお使いになられる場合は、保護カバーを設けるなどにより、異物、ホコリなどがアクチュエータ挿入口からセーフティスイッチ内に入らないようにしてください。セー フティスイッチ内に多量の異物・ホコリなどが入ると、機械部分に影響を与える可能性があり、故障の原因となります。
- ホコリ・湿気の多い場所、有機ガスが存在している場所、直射日光の当たる場所でのセーフティスイッチの保管は避けてください。
- 規定のアクチュエータ以外は使用しないでください。セーフティスイッチ破損の原因となります。
- 使用しないアクチュエータ挿入口は、セーフティスイッチ付属の角プラグで挿入口を塞いでください。
開き扉の最小半径
セーフティスイッチを開き扉に使用する場合、使用可能な扉の最小半径は下図のようになります。特に回転半径の小さい扉には水平/垂直可動タイプアクチュエータ(SG-K13/SG-K14)をご使用ください。
(注1):下図に示す値は、扉の開閉時にアクチエータがセーフティスイッチ本体と干渉しないことを前提としています。実際の開き扉においては、ガタツキや中心位置のずれが考えられますので、ご使用前に必ず実機取り付けにて動作をご確認ください。
Lタイプアクチュエータ(SG-K12/SG-K12A)使用時
<開き扉の中心をアクチュエータ取付面基準とした場合>
<開き扉の中心をセーフティスイッチ接触面基準とした場合>
水平/垂直可動タイプアクチュエータ(SG-K13/SG-K14)使用時
- 開き扉の中心をアクチュエータ取付面基準とした場合:70mm
- 開き扉の中心をセーフティスイッチ接触面基準とした場合:50mm
<開き扉の中心をアクチュエータ取付面基準とした場合>
<開き扉の中心をセーフティスイッチ接触面基準とした場合>
水平/垂直可動タイプアクチュエータの角度調整について
- 角度調整ねじ(M3六角穴付止めねじ)の設定により、アクチュエータ角度の調整が可能です。
調整角度範囲:0°~20° - アクチュエータ角度が大きいほど開き扉の対応可能半径は小さくなります。アクチュエータを取り付けた後、一旦扉を開いて、アクチュエータの先端がセーフティスイッチのアクチュエータ挿入口に入るようにアクチュエータの角度を調整してください。
- アクチュエータ角度調整後は、角度調整ねじにねじロックなどの緩み止め処理を施してください。
取り付け
- セーフティスイッチを固定された機械設備本体やガードへ、アクチュエータを可動扉に取り付けてください。セーフティスイッチおよびアクチュエータの両方を可動扉へ取り付ける使い方は避けてください。故障の原因になります。取り付けは下図を参考にしてください。

(注1):左図のように、アクチュエータおよび挿入口の形状の方向を合わせて取り付けてください。無理な逆方向挿入は、スイッチ破損の原因となりますので行なわないでください。
取付ねじ推奨締め付けトルク
本体:1.0~1.5N・m(M4ねじ3本)※
アクチュエータ:1.0~1.5N・m(M4ねじ2本)※
※ 上記の取付ねじ推奨締め付けトルクは、六角穴付ボルトにて確認した値です。他のねじを使用して上記値に満たない場合は、取り付け後の緩みなどについて充分ご確認ください。
- 取付ボルトはお客様にてご用意ください。
- セーフティスイッチおよびアクチュエータを容易に取り外されないようにするためには、一方向のねじや特殊工具を必要とするねじにて取り付けるか、溶接やリベットなど一般工具で取り外すことができない取り付けを推奨します。
- SG-K12Aアクチュエータの取り付けは、下図のように付属のプレートを使用し、2本のM4ねじで確実に可動扉に固定してください。
プレートには方向性があります。
なお、プレートの紛失にはご注意ください。
プレートがないと、アクチュエータが扉から脱落する恐れがあり、充分な性能が得られません。
ケーブルの取り扱い
- セーフティスイッチのケーブル締め付けコンジットを増締めしたり、緩めたりしないでください。
- ケーブルを曲げて配線する場合は、ケーブルの曲げ半径を30mm以上としてください。
- 配線時ケーブル末端部から、水、油などが浸入しないようにしてください。
- ソレノイドには極性があります。配線の際にはご注意ください。